なりみけ

のら猫基金 飼い主のいない猫をお家猫に。

保護 裏話

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8月にJR成田駅西口駐輪場で保護された親子の猫。

仔猫5匹いたうち、真菌が全身に回っていた黒の仔猫。よくやくハゲていた箇所に毛が生えました。

今は真菌が目頭に少しあるだけです。

母猫は真菌は発症せず、まだ時々おっぱいを与えています。

母性の深さを感じます。

保護初日の様子

私が仔猫を2匹抱き上げると、母猫が威嚇しながら突進、私のふくらはぎに噛みついて来ていました。

「ごめんね。大丈夫、守るから」と母猫に話かけて、初日は2匹保護、次の日に再び2匹保護、最後の1匹の黒の仔猫が見つかりませんでした。

仔猫を保護した後の母猫が気になり、駐輪場に様子を見に行くと、駐輪場の路面に横たわっていました。

母猫の保護は難しいと思いましたが、ダメもとで、

「一緒に仔猫のところに行く?」と声をかけたら、ニャーと返事。

近づいて、試しに抱いてみたところ、素直に抱かれたので、動物病院にてノミ取り駆除と健康診断をし、元の場所に戻すことになる可能性を考えて、さくら耳カットを依頼。

避妊手術が終わり退院時の母猫の様子で、元の場所にかえすか考えることに。

2日後、病院に母猫を迎えに行くと、ゲージ内の母猫は穏やかに落ちついており、声をかけるとニャーと鳴くだけ。

そこでとりあえず仔猫と一緒にしてみることに。

仔猫の前に母猫をおくと、仔猫たちが一斉に集まってきました。

母猫は一晩ゲージ内で休ませて、次の日に仔猫との生活。

直ぐにおっぱいをあげる姿に感動…

手術の傷口は痛くないのか心配でしたが、あれから仔猫、3匹は里親さんにもらわれ、今は治療中の黒の女の子が1匹のみです。

寝るときは、母猫と仔猫寄り添って寝ています。