なりみけ

のら猫基金 飼い主のいない猫をお家猫に。

13〜14年前にパン屋さん前で保護した三毛猫 みーちゃん物語 その1

私の仕事が早めに終わり駅に着きました。ちょうど家族皆が揃っていたので、家族で夕飯を外で食べようと、長男の運転で、助手席に主人、後部座席に次男が座り、成田西口に迎えに来てくれました。

 

迎えを待って駅前パン屋さん脇にいると、パンを食べている高校生に、パンを頂戴とニャーニャー鳴いて高校生の足元にまとわりついている小さな三毛猫がいました。

 

猫がパンを欲しがるなんて、よほどお腹が空いていると思い、私から猫に近づくと直ぐに寄ってきました。

 

近くで猫を良く見ると、まだ生後5ヶ月ぐらいの仔猫でした。猫のお尻の周りの毛がガビガビに黒く固まっていて、下痢による便の固まりと思った私は直ぐに病院に連れていかなくてはと保護し、家族の迎えを待ちました。

迎えに来た家族は、三毛猫を抱いている私を見てビックリ…

お尻が汚れ過ぎていて、うまくお尻部分を支えられず、不安定に抱かれている猫を見て、後部座席にいた次男が、直ぐに紙袋を広げ、ここに入れてと手で示してくれました。(子どもが許してくれたなら、外食が出来なくなったけど大丈夫だと思いました)

私は猫を紙袋の中に座らせて、外食が出来なくなったことを謝りました。

そして長男は直ぐに自宅にUターンしてくれました。

主人は、一瞬…おいおい と思ったそうですが、ボロボロに汚れてた仔猫のケアが最優先については同じ気持ちでした。