なりみけ

のら猫基金 飼い主のいない猫をお家猫に。

車にひかれた仔猫

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なりみけです。

8月16日 夜に

14日 雨の中車に後ろ足をひかれた仔猫を保護していますと相談が来ました。

その時の様子では、黒い生き物が這って縁石までたどり着き、前足をかけたまま止まってたそうです。

気になり8時間後、生き物がいた場所に行くと、仔猫がずぶ濡れのままうずくまっていたとのことでした。

汚れた体を洗い、体を温め、段ボールに仔猫を入れて、ふやかした猫餌を与え、仔猫は保護されたおかげで命をとりとめることができました。

なりみけに連絡が来たのは、今後のケアが難しいとの相談でした。

仔猫は食べる力があるので、希望がありました。不自由な体でも元気に生きれる可能があるので、保護された方と相談し、16日の夜に仔猫の様子をみせていただき、17日主治医の動物病院に連れて行きました。

診断は、内臓に損傷は無さそうでしたので、骨が固まるまで、安静にして様子をみることになりました。

[観察記録]

16日夜10時過ぎ

食欲あるが、スプーンで口もとまで、運び食べやすい離乳食しか食べない。

ミルクを作るとスポイトから勢いよく飲む。

入り口を低くして作ったトイレに猫砂を入れる。

17日朝 排尿排便をしていてひと安心。

離乳食しか食べないが器から食べれた。

ミルクを器から飲める様になる。

17日午前中 動物病院で診察

回復期用のペースト状の缶詰めを与える。

半分器から食べるが、姿勢がつらいのか、後半はスプーンで口もとに運んで完食。

食欲はある。

足を伸ばしたりして少し動き出す。

18日トイレを浅いトレーにかえたら、トイレの縁にお腹を乗せたまま動けなくなっていたので、再び仔猫に合わせたトイレを作る。

2センチぐらいの高さなら、後ろ足を少し持ちあげられてる。

回復期のご飯の他に、猫フードのカリカリを皿から食べ出す。

18日夜、後ろ足の肉球が冷たかったので、軽く揉んで血行を促してみる。

19日朝 沢山の尿と排便を猫砂のトイレにしていたので、再びほっとする。

後ろ足が温かい。血の巡りが少し良くなったのかも知れない。

体をゆみなりにしてみたり、足を伸ばしてみたり、少しずつ回復しているみたいです。

喉もゴロゴロ鳴らす様になりました。

24日午前中 主治医の動物病院に診てもらいました。体重は0.5増えて1.25kgになっていました。

後ろ足を少し動かせる様になりました。

お座りも少しできる様になり、猫砂にウンチ、オシッコも出来ています。

猫のトイレの高さは後ろ足が上がらないため、箱で入り口の高さを2センチほどにしています。

後ろ足が動いて来ているので、神経の薬と、ビタミン剤と、抗生物質を1週間飲んでみることになりました。