なりみけ

のら猫基金 飼い主のいない猫をお家猫に。

のら猫にご飯をあげているだけでは。

皆さまからの なりみけ募金にて地域猫のサポートが叶い感謝致しております。

ありがとうございます。

猫は春と秋に出産します。

最近は暖冬の影響も重なり、雄猫の盛りの時期が長くなり1年を通して産んでいるのでは?と感じるぐらい仔猫の保護が増えています。

のら猫は、ただご飯をあげているだけでは幸せにはなれません。

のら猫は、産む場所や子育ての場所を常に探し求め、仔猫を人間やカラスから守りつつ、授乳の合間に餌を探してまわります。

のら猫は仔猫を育てながら雨の日も寒い日も、炎天下でも生きていかなくてはなりません。

お腹が大きいのら猫を見かけたら、母猫を保護し、母猫が子どもを産み育てるのを見守ってください。

なりみけで捕獲器をお貸ししますので、ご飯をあげている猫は保護し、避妊去勢を考えて頂けたらと思います。

本来は、猫を傷つける避妊去勢はしたくないですが、産まれた仔猫が不幸になることを避けるための方法です。

成田市では、愛護員登録をされている方の猫については、手術費の一部を負担してくれる制度があります。

猫による環境被害から、良かれと猫を殺してしまうことを犯罪と知らない人もいる世の中です。

地域猫は、個人で解決できる課題でなく、また、行政に頼るだけで解決できる課題でもないです。

地域の皆で協力し合い、猫が増えていく状況に向き合っていかなければなりません。

のら猫にご飯をあげているだけでは、猫と人との幸せな共存生活にはなりません。

のら猫にご飯をあげるには、責任も伴うことを忘れないでください。

猫を殺すことで、猫の環境被害が減り幸せな暮しを得ることにはなりません。

のら猫がむやみに殺されることなく、のら猫にむやみにご飯をあげるだけでなく、先々のことを考え、先ずは目の前の出来ることから取り組んで頂きたいです。

よろしくお願い致します。

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